本日は高岡のツリーハウスで使うかまど作りです。
ツリーハウスのおじさんが、耐火レンガがいっぱいあるよと 言っておられたので
こんなかんじのバーベキューコンロかな~?
漠然と話し合って自由参加にしたところ・・・
平日で、天気がわるく、病欠もでて
おじさんも農繁期に入り忙しく
人手が2めーい!
はたして、できるのでしょうか?
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(メンバー)
S: ブログ更新担当。わりと森のこども園のなかではインドア派。
K: 県外でアウトドア指導をしていたため知識豊富。木登りができる。
しかしKさんも、以前作っているのを見ていたが実践したわけではないという・・・
かあさんたちの動きをしりめに
Yちゃんが笹の新芽をせっせと集めています。
そ、それは・・・
「タケノコだよーー! おいしいよー!」
とりあえず、雨が降ってきても作業できるように、タープを張りました。
こちら、ツリーハウスの階下、システムキッチンです。
戸棚には食器やコーヒー類。
タンクにはおじさんの汲んできてくださったお水もあります。
至れり尽くせりです。お礼の気持ちでがんばらねば・・・!
さてまずは土台作りです。
S: 「木から離れた広場の、このへんに作ろうということです。」
K: 「ここ斜面になってるから平らにせんと。でも上からの雨水が溜まってきそう。
土盛って、まわりに雨水が流れるようにしよか。」
S: 「じゃあ土・・・掘りますか」
K: 「かといって両サイド掘って溝にしたら、そこに水溜まるから。離れた場所からやね。」
離れたところでザクザク掘るものの、木の根っこが強力!
土はやわらかい腐葉土なのですが、根っこをかいくぐって運ぶ感じです。
盛って盛って・・・足で踏むと、シュンとつぶれるしどうも丸くなりますねえ。
K: 「廃材で木枠作ろうか。」
S: 「おお!木枠要るね!ちゃんと土が積まれる。」
K: 「延々と つぶすところやったね」
計画性のない我々。
さらに土を圧迫してつぶす「タコ」を作ろうと思っていた我々。
S: 「こう、丸太に角材を釘で打ち付けて、さらに番線で巻いて締めるんだよね?
締める道具(シノ)を預かってるんだけど・・・
TVのDASH島でよく締めてるの見たけど・・・どうやるんだっけ?」
K: 「どうやったかな・・・回して締めるんよね。まぁ、やってみよ」
トントントン ・・・
S: 「あっ!!釘まがった!あれ??なおらない~」
(無残に9の字に腰を曲げた釘)
K: 「Sさんの・・・意外な・・・(ヘタさ・・・)」
トントンガンガン
K: 「あっ!?これ、釘短いわ。丸太に刺さるっちゃ刺さるけど、抜けるんちゃうか。」
S: 「ええっ、、、角材太かった?」
その時、道路パトロールカーが通りかかり、パトロールのおじさん2人がやってきました。
パ: 「こんにちはー。なにしてるんですかー?」
S: 「こんにちはー。ここは西広谷の自治会長さんが作ってくださったツリーハウスでして・・・
(怪しまれないように、饒舌に説明) よかったら登って見ていってください」
パ: 「おおーー、これは、すごい」
「窓まであって。すごいなー」
「こりゃあ、こどもたち喜ぶでしょう。孫娘も連れてきたいなぁ。楽しそうやねえ。」
「ところでそれ、タコ作っとるんやろ」
K: 「はい。でも釘の長さが・・これやったら抜けてしまうなあ」
パ: 「欠いたらいいわ。こう」
角材に切れ目を入れて、 ノミのように上からシノで突くと、凹型になりました!!!
しかも、私が9の字に曲げた釘を軽快な金槌さばきでまっすぐに立て直し・・・
S K: 「す ご い !!!」
パ: 「そう、この人すごいのよ」
ぐるぐる番線で巻いて締めてくださいました。
ちょっと長さ足りんかな?といいながら工夫してギュギュギュ~っと
番線の締め方はこちら
S K: 「す ご い !!!」
パ: 「ツリーハウス見せてもらったお礼だよ~」
S K:「ありがとうございました!!」
K: 「神様がみてはったんかなぁ~」
S: 「わたしたちががんばっているのを」
K: 「ここに困ったおなごたちがおるよーって」
思わぬ職人の技を拝見できた日でした。
奇跡のタコを手に
かまど作り、つづく・・・?
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