2014年12月11日木曜日

森のクリスマスアドヴェント


今日はちょっと早めの、こども園のクリスマス行事の日。
みぞれ雪がふぶいているので、炭焼き小屋の予定を変えて博物館を使わせていただきました。


朝からりんごを持ち寄って、先日作ったろうそくを立てて、かざりをつけます。

 思わず真剣な顔の母さんたち
すでにかじられているりんごが・・・

 
 こんなに素敵になりました。
はちみつろうそくとりんごのいい香り。用意してくださった杉葉とハーブも香ります。

 お昼は持ち寄りのポットラック。
いろんな味が楽しめて贅沢です。

S母さんに演奏してもらいながら、歌を歌って
 クリスマスのお話を読んでもらいました。


カーテンの向こうには、ぐるりと杉葉の路がありました。

ひとりずつりんごろうそくを手に、まん中で火を灯して、路にそっと置いて、戻ってきます。
 去年は一人でつけに行けなかった子が、しっかりした足取りで進み、
火がすぐにつかなくても落ち着いて灯しなおしたり、

もっと小さな子でも繊細に手元の火を扱い、杉葉の間に倒れないように工夫して置きなおしたり。

安心してみていられる成長ぶりを、それぞれに感じました。 
普段焚火のまわりで遊んでいるからでしょうか。

 杉葉の路が、こんなに明るく照らされました。
 外の森は葉が落ちて雪が降り積もりつつありますが
青々とした 杉葉の香りとろうそくの光に
過ぎた一年の流れを静かに振り返りました。


こどもたちは帰りに、母さん手作りにフェルトのブーツにクッキーを入れたものをもらって帰りました。
写真を撮りそびれてしまったのですが、
このクッキー、母さんたちみんなの焼いたものが1枚ずつ入っているので、
いろんな味や形が楽しめて、みんな大好きです。
いいなあ・・・大人も欲しくなるクッキーブーツなんです。
りんごをかじりながら帰った子達もいましたね。


今年も素敵なクリスマスをありがとうございました。







 




2014年12月10日水曜日

どんぐり植えよう


 今日のこども園は呉羽青少年自然の家さんにて
 森づくりサポートセンターさんより頂いたドングリの苗づくりです。

この日は風がなくて、テラスでも作業しやすかったです。

土をポットに入れて ・・・
 ドングリの赤ちゃん。
 土に寝かせて・・・
 おふとんかけてあげてね。
  無事に芽が出て育って、苗としてお返しできますように。


横では当番さんが焚火でご飯とみそ汁を煮炊きしていました。
 とってもおいしい、じゃこごはん。
みんなおかわりしていました。








2014年12月3日水曜日

ろうそく作り ・ 折り染めメダル作り


おやつの蒸しいもを食べています。
ここは呉羽青年自然の家さん。
室内は暖かいけれど、外はみぞれがふぶいて、とても寒い日でした。

 テラスの窯、ピザを焼きたくなりますね~。
が、今日使っているのは、足元に置いたガスコンロです。
風よけのために、ここに陣取りました。
湯煎で溶かした蜜蝋に、ひもを垂らして、あげて待って、
また垂らしてを繰り返します。
 ろうが太ってきたら、ろうそくのできあがり~
ちょっと曲がると、ろうをつける度に不思議な形になってきます。
楽しくて何本も作りたくなっちゃうね。


風が寒くて、焚火の温かさが身に染みました。
お昼は、カートンドック。
牛乳パックに温めたいもの(サンドイッチ、焼きおにぎりなど)を詰めて、
チンならぬボォッ!と焼いてできあがり。





別の日です。 冷たい雨が降りしきっていたので、
ねいの里博物館さんにて工作をしました。

厚紙に、夏に作った折り染めの紙などを貼ってリボンをつけたメダルです。
水彩インクの折り染めは、どう重ね合わせても優しい色合いになりますね。


 大きな布で気球あそびをしたり走り回ったり。

雪遊びにはまだ早い季節、
こうして室内でものびのび遊べる施設がとてもありがたいです。









2014年12月2日火曜日

森カフェ・クヌギの木の伐採

山田清水のクヌギの木を切るのに集まりました。
おでんも作るというので、心誘われて・・
しかし大遅刻していくと、おや、林業に携わる女性がいらっしゃる・・
と思ったら、森の母さんでした。
馴染んでいます。

ちびさんたちも、なにやら土木工事していますよ。

お手伝いです。
指導してくださる総代さんが、木に一本梯子を架けて登って、
中腹ほどにロープを巻きました。
その後降りて、下のほうから 切込みを入れていきます。
(小学生の兄ちゃんたちは遊びに走り回っていて、ちびっこばかりですね)

 それでは、みんなひっぱってー

 ひっぱってー

 倒れました。

 すべて切り倒された眺め。
木の根元から上を長めに残してあります。
新しい芽が伸びてきたときに、冬の間に雪で折れないように、
支えの役目を果たすそうです。

 母さんがチェーンソーで奮闘。
カットした木は薪ストーブの燃料にするそうです。
 

 お昼のおでんタイムです。
遊びまわっていた兄ちゃんたちも戻ってきました。
 いいですね~
冬の野外おでん。焼き芋。焼きマシュマロ。
総代さん、ありがとうございました。
メンバーの持ち込んだ薪ストーブの火がまわらないなと思っていたら、一目見て
「 煙突に煤がつまっているからだ」と、
マイナスドライバーで突いて掃除してくださいました。
循環がよくなって、燃えるようになり、みんな驚きました。
たまにしか使わなくても、煙突掃除はしましょう~!


場所は山田清水地域で営まれている共同農園とバーベキュー場で、 
井戸とトイレもありました。

このトイレ、手作りでヒノキ製です。
汚物を溜めて分解し、水分のみ出す仕組みになっているようですが、
まったく臭いがしませんでした。
すばらしい。
トイレ賛歌までありました。





2014年11月19日水曜日

わらストローの飾り作り・大豆の脱穀


 頼成の森工作室をお借りして
メンバーの収穫した麦わらのストローで、飾りをつくりました。

麦わらの寸法を測って 切りそろえて、針で糸を通していきます。
 弱い部分を選ぶと、糸にかかって割れやすいので、根元のほうを選ぶとよいようです。

 自然物を使うことで工夫はいりますが、
プラスチックのつるっとしたストローでは感じられない
柔らかで張りのある手触りや、見た目の優しさがあり、
とても美しく仕上がっていました。
 

 絵本も読んでもらって

外でもたくさん遊びました。
まだまだ裸足!



別の日の、大豆の脱穀の日です。
春にみんなで植えた大豆、先日収穫して乾かしました。
トントン叩いてさやから外す作業・・・
(カメラの紐が写ってしまいました。)
 これも案外、大変でした。
収穫の仕方、乾燥の仕方、脱穀に必要な道具、
来年もするならこうしたらいいんじゃない?
いろいろ話しながら。

完全な脱穀は次へ持ち越しました。
お味噌や納豆、できるかな~

いい天気で、あったかくてよかったです。
お味噌汁をつくるのかと勘違いして具を色々もってきていたメンバーのおかげで、
おいしい煮込みうどんもいただけました!
 

2014年10月23日木曜日

脱穀・グミとり

 ねいの里の東屋です。架かっているもの、見えますか?

収穫した稲の脱穀の日でした。
ねいの里の砂田さんが「千刃こき」を持ってきて、実演してくださいました。
こうやって、ひっぱる・・・


綱引き感覚でがんばってくれています。ヨイショッ!!
 こども園は八尾のOBさんの田んぼもお手伝いして4年目です。

OBさん宅では
足踏み回転式の脱穀機と、
手回しで風でごみを飛ばす「トウミ」を使わせてもらっています。

せんばこきは、はじめてでした。
子供がやるにはちょうどいいね、と言いながらはじめたものの・・・
結構な難しさ。
きれいに籾だけ落とせず、ごみがたくさん混じってしまいます。
時間ばかりがすぎてゆき、
どうしよう~

ヘトヘトしていると、砂田さんが籾を揺らして風にあおりながら、
ごみを飛ばすやり方を教えてくださいました。
本職じゃないよ、と言いながらも、慣れた手つきでさすがでした。

なかなか大変な作業でした。
昔の人の苦労が偲ばれました。
OBさんちの電気の要らない道具も、今や普通の農家では使われていないものですが、
あれはなんてハイテクな便利なものだったのか・・・!!
と、一同改めて認識したのでした。

まかないを買って出た母さんが、 炭焼き小屋で
ドングリ(スダジイ)とむかごのご飯を炊いてくれました。
おかずは持ち寄り。きれいな彩りになりました。


別の日の、グミ採りです。
 木によって、すっぱかったり甘かったりするんですね。
夢中で採る母さんたちでした。
ローズヒップの実も、教えてもらいました。
 とってもいいお天気で、水たまりで水遊びし始める子もいました。
グミはみなさんジャムにされたそうです。


10月の秘密基地の集いの様子をSさんがfacebookにアップしてくださっています。
盛り沢山な様子をご覧ください。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004841446771




2014年10月7日火曜日

秋の有峰遠足


恒例・秋の有峰への遠足です。
晴れました。
昨年は同じ時期でとても寒くて驚いたので、みんな着込んでやってきました。



ヤマブドウの葉が紅葉してきれいです。


小川の細い土手を渡って、探検だ。


 倒木からニョキニョキと生えていました。


広葉樹の落ち葉のじゅうたん。周りの木々は大きいけれど、明るい森です。


ツルでブランコ、できるかな・・・


たくさん歩いてお弁当を食べて
すがすがしい秋の山を満喫して帰りました。
ヤマブドウ、すっぱかったね。