2013年3月31日日曜日

手前味噌づくり&きき甘酒会

さる3月の春休み、色んな人が来てもOKの森カフェとして、
手前味噌づくりに挑戦しました。
ホントは、寒の時期がベストなんですよね。
冬やろうよ、と言いながら、みなさま中々忙しく、春休みとなりました。
味噌づくり、自分で出来たらいいですね。
今回やり方を踏まえて、おうちでできるようになりたい!
ついでにきき甘酒会もしました。
麹屋さん数件の麹で甘酒を作り、飲み比べました。

前日、泊まり組で道具を運びこみ、甘酒をしこんだり、翌日焼く予定のパン種をしこんだり。
パン作りの上手なIさんのパンは天然酵母なんです。
干しぶどうに砂糖水で発酵させたものだそう。
パン生地って、こねてこねてツヤが出るまでーっ!てイメージだったけど、
しゃかしゃかと混ぜて、温かげなところ(ストーブのそば)に置いといただけ。
えーっ、そんなでいいの…。


甘酒づくりは3台の炊飯器を使って仕込みました。
蓋をしめきらないようにして55度から60度、温度計とにらめっこ。
あまーく仕上がったところで冷蔵庫に入れ
(麹屋さんに聞いたところ、仕上がったら煮きるのではなく冷すことといわれました。麹菌を生きたままにするんですね。たくさん作って冷凍しておくといいそう。)
あとは安心して眠ることができます。
子供達は楽しくてなかなか寝付けませんが。

翌日。外で薪ストーブを焚いて、茹で豆を温める準備。
今回はみんなでたくさん作るのは初めてでしたので、
お味噌屋さんで茹でた豆を用意しました。
次回するなら茹でるところからできたらいいな。
薪ストーブの空いたところでダッチオーブンでパンも焼きます。
こんがり見事な焼き上がり〜!Kさんの火加減、バッチリです!!
 
夕べの残りカレーをつけて朝ごはん。

そうこうしているうちに、当日参加者さんたちが集まって来ました。
豆を温める間に、お昼ご飯の豚汁の準備も進めます。

豆をつぶします。ビニールにいれて、手や足でエイエイ!!
小さな子達が夢中になってやってくれました。
お兄ちゃんたちは、仲間と遊べるのが嬉しくて外に行っちゃった。
もうすぐみんな別々の小学校に上がるんだね。
豆つぶし、ミンサーも借りておいたのですが、
みんなでやったらすごく早くて、あっという間でした!!

 
塩きり麹をつくっているところ


つぶした豆と、塩切り麹を混ぜて混ぜてよ〜くまぜてね。
よーく混ざったら、小分けにしていこう。
袋にはかりではかって、よーく、空気を抜いてね。ホイホイっと!!
これまた、あっという間に詰め終えました。

豚汁と、甘酒の賞味です。
どれが好み?
豚汁のお味噌は石黒種麹店のもの。
甘酒も、石黒さんのが飲みやすいとの声が多かったです。

一夏越えた頃、お味噌はどうなっているかな〜?
森味噌でお味噌汁を頂くのがたのしみです。
勢いづいたワタクシ、早速、昨年採れた大豆で家の味噌も仕込みましたよ!











2013年3月14日木曜日

卒業

前の投稿から、すっかり間があいてしまいました。
富山森のこども園は、新しい春の活動をはじめています。
ブログ更新係りさんも新しくなりましたので、きっともっと頻繁に更新して下さることでしょう…?!

更新の滞っていた間も我々はもちろんなんだかんだと活動しておりましたが、
昨年の森のアルバムを、チラリとお見せします。

3月にこのアルバムを編集していました。
森で遊んでいた6歳の息子も、もうすぐ卒園して小学校なんだなあ。
もう、一緒に森の道を歩いたり、仲間と無茶をやったりしている様子を見守ることはできないんだなあ。朝、森へ向かう車の助手席に、乗ってないんだなあ。駄々こねて困らされることも。
そんなことが、ひしひしと感じられて、急にとてもさびしくなりました。
子供時代は、限りがあるんだ。
ばかな話ですが、急にガーンと、思いました。
楽しい子供時代が、終わってしまうわけじゃないけれど。
お母さんの手からは確実に一歩離れていきますね。

だけど。
森のこども園のようちえん組は卒業したけど、
やっぱり森が大好きだった、森の子なんだ!
子供時代は、まだまだこれからなんだ!
そう思って、学校から帰ってから家で一緒にできること、休日一緒にできることを、
貴重にとらえなおしている現在です。

森の母さんたちはみんなユニークでたくましくて、
一緒になんだってやってしまえるように思えます。
みんなからもらった「楽しみ方」を胸に、お家でも森のこども園やっちゃえるように、修行中です。