2015年12月24日木曜日

こども園のクリスマス・アドヴェント


今年のクリスマスクッキーも、お母さんの手作り、いろんな形。
お星さまの形に折ったお皿に入れて、
落ち葉のカードでしばりました。

暖冬でまだ雪の気配のない森の中です。
竹のスタードームに、おみやげのクッキーを置きました。

ブーツだって、ひとつひとつ表情がちがいますね。
どの子がお迎えにきてくれるかな・・・?

いろり小屋の窓辺には、こどもたちのりんごろうそくが出番を待っています。

 アドヴェントのともし火を待つ、緑の葉の道です。

楽器の音色と、クリスマスのお話に耳を傾けて。

今年も、 灯りをともしましょう。

 1年ぶりの、ひとりひとつのりんごろうそく。
特別な日の、静かなドキドキ。
帰り道はクッキー入りのブーツまでみんなで駆けていきました。
今年も1年ありがとうございました。





2015年12月15日火曜日

森カフェ・てしごと部 素数の糸かけ


毎月恒例のてしごと部活動です。
今日は山田公民館にて、「素数の糸かけ」に挑戦しました。
 みようみまねで面白そうなこと、興味をもったことは
なんでも調べて挑戦してみる母さんたちの部活です。

部長のIさんが今日もおやつを用意してくれました。
 まだほんのりあったかいスコーンに、やまなしのジャム、抹茶の豆腐クリーム。
スコーンのホックリ感、ジャムの甘いとろみ
(梨のようないちじくのような食感でした)、抹茶のほろ苦さ。

思わず「しあわせ~~!」 と言ってしまいましたよ。




部長さんの用意してくれた型紙をもとに目打ちで印をつけ、
釘を打って、糸をかけていきます。

 奥に見えるのが見本です↓
織物のようできれいです。

 1段目(31ごと)、2段目(29ごと)をかけ終わったところ。
選ぶ糸と、数字によって見える感覚が違いそうですね。 
放射状の中心部が色の輪のように見えてきます。
まだまだ続きの段があるのですが、今日はここまででした。
 

こどもたちは、折り紙を巻く星をつくったり、ホワイトボードに落書き発表会をしたり、
羊毛ボールをつくったり、羊毛ざぶとんをお湯でゴシゴシつくったり。

大人向けの糸かけと、こどものあそびとが混ざり合って、にぎやかな手仕事の日でした。







(森カフェはどなたでも参加できます。
森カフェメーリングリストに登録希望とメールをください。)

2015年12月10日木曜日

カレーの日 そして・・・カレーうどんの日!

 
 今日はあったかいものが食べたいね、とカレーを作ることにしました。

 こどもたちがひろってきた赤いもみじが窓辺で見守る中
トントン包丁を使って野菜をおなべにポン

 焚火がまぶしく見えてくる、北陸の初冬です。
 具だくさんのカレー、
からっぽになるまで平らげました!

「カレーうどん?」という声もあったので
翌週はカレー続きでカレーうどんの日。
 落ち葉がいっぱい!

 落ち葉に見え隠れしている、滑り止めの杭。
滑りやすい場所を手入れしてくださってありがとうございます。
 今日のおやつは、Yちゃん母さんのサクサククッキーでした!

 木に登ったりブランコかけたり
「はやく雪まだかなぁ」とこどもたちは言うけれど
母さんたちは「穏やかに過ごせるいつもの森っていいね~」
 カレーうどんの鍋の水を足そうか、と言ったら
こどもたち、おわんを手に水場へ。
水を入れて第一歩 で半分くらいこぼしながら 
足をビショビショにしながら水を運んでくれました。
うどんもおいしかったです。
なんと、カレーうどんを初めて食べた母さんがおられ
みんなに驚かれながら、人生初のカレーうどんを 親子で体験していました。






2015年12月1日火曜日

ジョン・ビリングさんコンサート


砺波 みやの森カフェさんで
ライヤー奏者ジョン・ビリングさんのコンサートを開きました。 


 夕暮れから集まり、カフェのメニューを楽しんだり
持ち寄った手作り品を売り買いしたり
手品を披露したりして、
いつもとは違う雰囲気を味わうこどもたちです。

ジョンさんの 竪琴の音色は優しく繊細で、時に力強くしなやかで
身に迫るものがありました。
大人たちも特別な時間を堪能 しました。

 ライヤー奏者の方たちも愛用の楽器とともに訪れてくださいました。


また、コンサート中のこどもたちの避難所として
カフェのオーナー様がご自宅を利用させてくださいました。 
大変お世話になりました。

ありがとうございました!!

2015年11月29日日曜日

10thアドヴェントにご参加いただきありがとうございました。

11月31日に行われた10thアドヴェントイベントの様子をお伝えします。

 九九の糸かけボード

 羊毛の鳥づくり
「羊毛がどんどん形になっていったり、
いろんなちぎり方ができたりするのが楽しかったです。」
 葉っぱの虫づくりは、小3のKくんが先生になってくれました。
 こんなにみごとな虫ができるんです。

 小枝の糸巻きは大人気。
みんなそれぞれ色合いが違ってゆきます。

「素材が柔らかくてここちよい」

「少し練習したらできた」

「かわいい、楽しかった。(夢中になってやってました)」


 座談会では、森のこども園代表 藤井徳子、富山シュタイナー教育芸術の会代表 大坂さゆり
両氏による 、森のようちえんやシュタイナーの4つの気質についてのお話がありました。

(印象的な言葉、感想)
「シュタイナー学校では意思を育てることを大切にしている
という言葉が印象に残りました。
家庭でもそうできたらと思いました。」

 「『7才までの間に知識を教え込んでしまうと、自分で考える力がなくなる』
なるほどと思いました。どんどん自分のしたいことをやらせてみようと思います。」

「今からでも遅くない、大丈夫という言葉」

「気質の話、シュタイナー学校での話 」

「子供にはこういう話(座談会の内容)は聞かせないという事」

 「シュタイナー教育の話、家庭で意思を育てていくことがなかなかできないので、
どういうふうにしたらよいか聞いてみたい。」

「今日のような話を定期的に開いてほしい」

 クリスマスの人形劇が開かれました。
静かな美しいお話に、みんな聴き入っていました。

 ウォルドルフ人形の展示です。


 しとしと雨でしたが、希望者は散策に出かけました。
 雨具や長靴に守られて、濡れた落ち葉を踏んでおさんぽです。
雨の森ならではのにおいや色合いがありますね。
 「しいたけがはえているよー」
 いつものいろり小屋へ、火をおこさずに休憩だけのつもりで寄ったのですが
こどもたちは灰を掘って遊ぶことに熱中しだしました。
県外から来てくださった参加者さんもいらっしゃり、
県外の森のようちえんについてなど色々お話をお伺いしているうちに、
ふと気づくと、こどもたちの手で灰の大山小山がいろりの周りにできていました。
砂場のようです。
ちゃんとみんなで片づけて帰りましたよ。



(アンケートに寄せられた感想、今後期待すること)

「つづくこと、小学生になっても受け入れてもらえること」

「最近、自分の日常生活の周囲におられる方と

考え方や感じ方が違うことをよく感じるので、
森のこども園はとても安心できる場です。
こどももいつものびのびと遊べて楽しい場です。 

「富山各地に作って、富山に森好きの子どもを増やしてほしい。」
「森でお散歩をして、自由に遊ぶ。
特別な事をしなくても子どもらしい時間を過ごしたいです。」

「とても素晴らしい活動をされていて、子供たちだけでなく
お母さん方も輝いていると思いました。
小学生になって参加出来るイベントがあったらずっと参加したいです。
今日は本当にありがとうございました。」

「いろんな地域に広めてほしい。参加しやすい。」

「子どもが子どもらしくいられる居場所!!」


雨の中ご参加いただき、ありがとうございました。
森のこども園では今後も、いろいろなイベントや森で過ごす時間を企画していきます。




2015年11月28日土曜日

10thクリスマスイベントのおしらせ



クリスマスへむけて、2つのイベントのお知らせです。

★11月28日(土)
『10thアドヴェント 森のこども園へようこそ!』

【場所】ねいの里博物館~いろり小屋
参加費無料 
時間9:30~2:00くらいまで

森のこども園の文化祭・体験会を行います。
午前中は工作ワークショップ、
日本および海外の森のようちえんやシュタイナーの子育てについての座談会、
写真パネル展示による活動紹介をご覧いただけます。
お昼前に森のようちえん体験会に出発して、焚火をかこみ、午後は森あそびや人形劇を楽しみます。
(小学生以上のお子様も参加いただけます。) 

会場への道順はこちら

*工作ワークショップ*
  • 葉っぱで虫をつくろう
  • 折り染め紙を切ってチョウや鳥をつくろう
  • パステルで絵をかこう
  • 羊毛を結んで鳥にしよう  
自由に遊べる竹の積み木・糸まき・糸かけ・お絵かきコーナーも予定しています。
 雨天でも楽しめるワークショップを企画しています。


*座談会*

「森で育つこどもたち」
富山森のこども園代表 藤井徳子、富山シュタイナー教育芸術の会代表 大坂さゆり
みなさまからの質問にもお答えいただきます。
家庭でとりくめるシュタイナーの子育てって?
海外の森のようちえん、 どんなことしているの?
子どもの成長に、森あそびってどう影響してますか?
(質問をメールにて受付中です。)

シュタイナー4つの気質チェックもあり

*森のようちえん体験Day*
 
おやつを食べて出発、
晩秋のねいの里を散策して、いろり小屋で焚火を囲みます。
お昼ごはんはお弁当と、味噌玉のお味噌汁をいただきます。
人形劇や絵本の時間もありますよ。
こどもだけが入れる秘密の場所で、おみやげがあるかも・・・?


―持ち物―
お弁当、お椀、マイカップ、レインコート、着替え

フェイスブックのこちらのページにて準備の様子やご案内を更新する予定です。


★12月1日(火) 
『 Xmasライヤー(竪琴)コンサート
ジョン・ビリング氏とライヤーの夕べ 』

場所みやの森カフェ (富山県砺波市宮森303) 
参加費大人2000円(ワンドリンク込み)、森のこども園サポーター会員1800円、
     こども無料、前売り制(チケット購入はお問い合わせください。)
開演時間18:00~19:30

心癒されるライヤーの音色に親しみ、演奏ワークショップに参加してみませんか?
アットホームなカフェのメニューはおいしいケーキやクッキーのほか、
森のこども園メンバーたちの育てた無農薬稲架がけ米を使用した、
おにぎりとスープのセットもご用意していただきます。
また、開演までの時間は「クリスマス手作りマーケット」もお楽しみいただけます。 


ジョン・ビリングさん公式サイト
1952年イングランド生まれ。

ライアー演奏家、作曲家、編曲家、
ケルティックライアーオーケストラ指導者、音楽教師。
 アントロポゾフィーに基づく音楽療法を学び、
イギリス、オーストラリアのシュタイナー学校で音楽を教える。
 現在在住のアイルランド国内はもとより
各国で演奏ワークショップを行っている。-


フェイスブックのこちらのページで準備の様子やご案内を更新する予定です。





お問い合わせはtoyama.morinoko@gmail.comまで



 

2015年11月26日木曜日

28日の会場 ねいの里博物館への道のり



 富山県自然博物館ねいの里への道順を紹介します。
 
北陸自動車道小杉I.Cから10分ほど
359号線沿いから入ったところです。

このまま奥へいくと、いこいの村磯波風の施設になります。
手前左側の、「ねいの里駐車場」へ駐車してください。 

さきほどの道の右手側(駐車場の向かい)には、
ねいの里への誘導看板が出ています。
「ねいの里まで503歩」

 さぁ 本当に503歩なのでしょうか?! 
確かめたくなってきましたね~
歩いてみましょう!
 入ってすぐ横はいこいの村のテニスコート、奥はグランドゴルフ場です。
晴れた日は・・・日によっては雨でも、ゴルフをする方々がおられます。
 ゴルフ場が目に入ると左側に、ビビッドな色合いの動物がいます。
ここはいこいの村の管理下です。
ここをショートカットして歩いていきます。 
ベビーカーの方は、ショートカットせずにアスファルト沿いにまわっても、
ねいの里博物館への道に合流できます。
 ねいの里への看板が丁寧に立っています。
 
 矢印のほうへ下ります。
真冬はここは凍ってスケートができるのですが、
今はまだまだそんな季節ではありません。
 
 先ほどの道が行きどまると、坂道に当たります。
看板の指示に従って、今度は右手側へ登ります。 
(下ると水生庭園やいろり小屋です。午後からは、そちらで過ごします。)
空が開けてきます。

 ね、い、の、里と書いてある字をピョンと飛び越して、
落ち葉の道を進みましょう。
 まっすぐいくと・・・

 木馬の広場があります。忘れてはいけないトラップです。
ねいの里博物館の職員さんが作られた、楽しい木の遊具の広場です。
ついつい遊んでしまいますので、お子様連れの方は、
ここでの時間も考慮してご出発ください。

 しかし広場を過ぎればすぐそこが博物館です!
503歩で到着できたでしょうか?
 後光が差しています。

 秋の道をお散歩しながら、お越しください。
おまちしております。