2016年3月17日木曜日

いっぱいあそんだね 巣立ちの会


晴天にめぐまれたいつもの森で
いつものお友達と、集まりました。

今日は巣立ちの会の日です。
お母さんが1年間をふりかえってこどもたちとお祝いをし、
また、小学校へ上がる こどもたちにもお祝いとお別れのあいさつをします。



出発前に、お母さんが春らしいロールケーキを
おやつに用意してくださいました。
かわいい色・・・!

0歳のころから、抱っこされてみんなと通っていた森の道です。
すっかりおなじみの道なので、
お友達と先へ行ってしまっても、
迷っている心配はありません。


 昨年秋に野鳥観察イベントのために、みんなと作った鳥のモビール。
くるくる風に吹かれて、みんなの巣立ちを見守っています。

 お昼のポットラックと、コクのあるスープ。
サラダも数点、生野菜が美味しく感じられる季節になりました。 
たいやきを焼いてきてくださった方も。

虹染めしたシルクで、巣立つこども達は背中に
翼のようなマントをつけてもらいました。
 高いところに登っては駆け下りて、翼の具合を確かめていました。

 お母さんたちで「はなをくんくん」の人形劇。
森のにおいも、すっかり春らしくなっています。
 こどもたちから、お祝いとお別れの贈り物です。
 「もうすぐ小学校だから、森のようちえんも卒業だね」という話を以前からしていたのですが、
「そうだね!小学生だからね!!」と気楽に胸をはっていた娘が 、

今朝は卒業と聞くと 、いつになく固い顔つきになっていました。
この贈り物をもらった時、少し考えて
「小学校がおやすみのとき、あそびにくるからね。」と伝えている姿に
いろいろ自分で考えたのだな、と思わされたのでした。



音楽担当のお母さんが役目を終えて、席を外していると

ノリノリの弾き手さんが・・・
何を弾いていると思いますか?
「 ♪り ん す の い ら な い め ○ っ と♪」
と歌っていました。(笑)


こちらは、さっそくお母さんに贈られたパズルで遊んでいます。
落としていかないようにね。

 大きな紙ひこうきも飛ばします。


 このあと、いつになく熱いおひさまの力に照らされたこどもたち、
春を通り越して夏モードになり、水遊びが盛り上がり、
はだかんぼうの姿も現れたのでした。

たくさんの思い出はまた、春の続きにもはじまることでしょう。





 6年間、ほんとうにたくさんのことを親子で体験できました。
ありがとうございました。





余談にはなりますが、後日、こどもたちを預かる機会があったのですが、
場所はいつもの森とは全然違う、遊具もない人工的な公園です。

ところが森のこどもたちは、
足元の片隅の苔から伸び出ているたくさんの芽をみつけ、
「これはなんだ」「芽じゃない?」「さわってみなよ」と観察したり

ガラスから虹が伸びているのを発見して
「にじだ!」「にじをたべよう」と虹をすくって食べるあそびをはじめたり、

金具にぶら下がって壁を登ろうとしたり
(他のこども達が何事だおもしろそうと寄ってきました)

人工的な公園の中でさえ、森のファンタジーを見つけ出していました。

自然を基礎とした、そこにあるものを面白がる力を、
森の中で獲得しているのだなぁと、驚かされたのでした。

 今後もこどもたち、できれば親も、
森で遊ぶ、という選択を気軽に楽しめるといいなと思っています。

(鈴木)









2016年3月3日木曜日

おひなさまとちらしずし


ちょうどおひなさまの日に
森のようちえん部では羊毛でおひなさまを作っていました。
ふんわかすてきなおひなさま。

1体でひとまずこどもたちと遊びに行った母もいれば、
完成度をもとめてどこまでも針を刺している母の姿もあり、
遅れてきてひたすら焚火にあたりながらおしゃべりをしていた母もいました。


お昼ご飯は、ご飯と具を持ち寄ってちらし寿司を作りました。

初夏にも森で何度か、持ち寄りのちらし寿司をしたのですが、
冬場のちらし寿司もいいものですね。
冷えたごはんが生まれ変わって、ぜいたくにおいしくなりますね。

おひなさまの横においてあるのが、ちらし寿司です。
海苔に覆われています。
黄色いのは、ハート型の卵(おちゃめですね~)を
持ってきてくれたメンバーがいたのでした。