2014年5月4日日曜日

森の秘密基地づくり 第6弾 春の陣 2日目

コテージの泊り組の子供たちは、
朝5時から起きだして駆け回っていましたよ。
朝からクロモジの葉を摘んでいるこびとさんたち。
先日、お茶にするとおいしいと教えてもらったので、せっせと集めていました。
この日は飲めなかったのですが、持って帰って水出し茶にしても、とても爽やかでした。

塗料をぬっています。
屋根板と、ツリーハウスの手すりです。
弁柄(べんがら)と亜麻仁油を合わせたものを、布に含ませて拭いていきます。
鉄分の赤い色だそうです。
 

こちらは、かまど作りの続きです。
粘土をほぐして、砂と混ぜ、石灰もねばりをだすために加えるとのこと。
これをリヤカーで運んで、かまどの枠に少しずつ足しては突き固め、足しては突き固めの繰り返し。
土間のように土を固くするためで、版築(はんちく)というそうです。

お昼には、木枠のすり切りまで到達。 
埋まっている土のう袋が、羽釜の乗る穴になるそうです。


○○を作っています。続き

こちらは、昨日焼いた丸太と杭。とんとん打ち付けると・・・

森の階段です!
雑木林の斜面が、とっても歩きやすく なりました。
「小さな子も歩きやすいように。また、春にカタクリも咲く斜面なので、
降りる導線を決めたほうが、植物や樹木の保護にもなるのではないか」
との、K母さんからの企画です。
関西のほうでも、彼女はこうした仕事を何度かされていたそうです。
知恵と技の実現!
 


調理場の様子 

薪が足りなくなったので、朽木や折れた枝を拾いあつめました。
朝のおやつに、鍋(ダッチオーブン)でプリンを焼いておきました。

卵24個、牛乳2L弱、砂糖は・・・お手伝いしてくれたK君(5)のさじ加減
(『もっといれればぁ~もっといれればぁ~』の声)で適当に。
まぜまぜまぜまぜしてもらって、弱めの焚火で蓋の上にも炭を乗せてもらって焼きました。


こちらはまるまった白い生地。
I 母さん特製のヨモギ酵母のパン生地です。
ヨモギについている自然の酵母菌の力でパンがふくらむなんて、不思議ですね~。
みんなそれぞれ拾ってきた棒にくるくる巻いて焼いて食べました。

焦がさぬように、中までふっくら焼こうと、思わず真剣に焼きいる姿。
カレースープと一緒にいただきました。
カレーの達人Nさんの具だくさんカレースープ、さらさらっと飲めて とってもおいしかったです。
 昨日たくさん採ってきてくれたワラビは、焚火の灰でアクを抜いておいたので
(重曹やミョウバンよりも、やはり灰が一番抜けますね)
母さんたちが昆布じめにしてくれました。

昨日炊きすぎたご飯も、焼きおにぎりにして味噌だれをつけてくれました。
 

そろそろ調理場は店じまいかな~となったところで、執念でヨモギ団子を作る!
こねこねコロコロ丸めるのはみんな大好きで、あっという間にお団子になりました。
あんこのお味はいかがですかな?隊長
金魚すくい状態のヨモギ団子 


最後のトリは、
おじさんアコースティックバンド「てくてく」さんのコンサート。
木漏れ日の中、鳥の声も交じる演奏の風情あることといったら。
https://www.dropbox.com/s/wwg7x6xxw530jki/%E5%8B%95%E7%94%BB%202014-05-04%2015%2038%2048.mov
「ごちそうさん」のテーマに使われていたゆずのアレンジ曲の、
原曲のほうをもとに演奏されていました。
子供たちの太鼓の音も交じっていますが・・。



 
解散後の片づけまで手伝ってくださった、N川さん。
毎年夏に、有峰森林文化村での「村仕事・草刈りキャンプ」を企画してくださいます。
富山森のこども園も参加しています。

 

2日間お疲れ様でした。
みなさま、ありがとうございました!!
秘密基地の冒険の森、これからも充実させていきたいですね。







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