2015年11月29日日曜日

10thアドヴェントにご参加いただきありがとうございました。

11月31日に行われた10thアドヴェントイベントの様子をお伝えします。

 九九の糸かけボード

 羊毛の鳥づくり
「羊毛がどんどん形になっていったり、
いろんなちぎり方ができたりするのが楽しかったです。」
 葉っぱの虫づくりは、小3のKくんが先生になってくれました。
 こんなにみごとな虫ができるんです。

 小枝の糸巻きは大人気。
みんなそれぞれ色合いが違ってゆきます。

「素材が柔らかくてここちよい」

「少し練習したらできた」

「かわいい、楽しかった。(夢中になってやってました)」


 座談会では、森のこども園代表 藤井徳子、富山シュタイナー教育芸術の会代表 大坂さゆり
両氏による 、森のようちえんやシュタイナーの4つの気質についてのお話がありました。

(印象的な言葉、感想)
「シュタイナー学校では意思を育てることを大切にしている
という言葉が印象に残りました。
家庭でもそうできたらと思いました。」

 「『7才までの間に知識を教え込んでしまうと、自分で考える力がなくなる』
なるほどと思いました。どんどん自分のしたいことをやらせてみようと思います。」

「今からでも遅くない、大丈夫という言葉」

「気質の話、シュタイナー学校での話 」

「子供にはこういう話(座談会の内容)は聞かせないという事」

 「シュタイナー教育の話、家庭で意思を育てていくことがなかなかできないので、
どういうふうにしたらよいか聞いてみたい。」

「今日のような話を定期的に開いてほしい」

 クリスマスの人形劇が開かれました。
静かな美しいお話に、みんな聴き入っていました。

 ウォルドルフ人形の展示です。


 しとしと雨でしたが、希望者は散策に出かけました。
 雨具や長靴に守られて、濡れた落ち葉を踏んでおさんぽです。
雨の森ならではのにおいや色合いがありますね。
 「しいたけがはえているよー」
 いつものいろり小屋へ、火をおこさずに休憩だけのつもりで寄ったのですが
こどもたちは灰を掘って遊ぶことに熱中しだしました。
県外から来てくださった参加者さんもいらっしゃり、
県外の森のようちえんについてなど色々お話をお伺いしているうちに、
ふと気づくと、こどもたちの手で灰の大山小山がいろりの周りにできていました。
砂場のようです。
ちゃんとみんなで片づけて帰りましたよ。



(アンケートに寄せられた感想、今後期待すること)

「つづくこと、小学生になっても受け入れてもらえること」

「最近、自分の日常生活の周囲におられる方と

考え方や感じ方が違うことをよく感じるので、
森のこども園はとても安心できる場です。
こどももいつものびのびと遊べて楽しい場です。 

「富山各地に作って、富山に森好きの子どもを増やしてほしい。」
「森でお散歩をして、自由に遊ぶ。
特別な事をしなくても子どもらしい時間を過ごしたいです。」

「とても素晴らしい活動をされていて、子供たちだけでなく
お母さん方も輝いていると思いました。
小学生になって参加出来るイベントがあったらずっと参加したいです。
今日は本当にありがとうございました。」

「いろんな地域に広めてほしい。参加しやすい。」

「子どもが子どもらしくいられる居場所!!」


雨の中ご参加いただき、ありがとうございました。
森のこども園では今後も、いろいろなイベントや森で過ごす時間を企画していきます。




2015年11月28日土曜日

10thクリスマスイベントのおしらせ



クリスマスへむけて、2つのイベントのお知らせです。

★11月28日(土)
『10thアドヴェント 森のこども園へようこそ!』

【場所】ねいの里博物館~いろり小屋
参加費無料 
時間9:30~2:00くらいまで

森のこども園の文化祭・体験会を行います。
午前中は工作ワークショップ、
日本および海外の森のようちえんやシュタイナーの子育てについての座談会、
写真パネル展示による活動紹介をご覧いただけます。
お昼前に森のようちえん体験会に出発して、焚火をかこみ、午後は森あそびや人形劇を楽しみます。
(小学生以上のお子様も参加いただけます。) 

会場への道順はこちら

*工作ワークショップ*
  • 葉っぱで虫をつくろう
  • 折り染め紙を切ってチョウや鳥をつくろう
  • パステルで絵をかこう
  • 羊毛を結んで鳥にしよう  
自由に遊べる竹の積み木・糸まき・糸かけ・お絵かきコーナーも予定しています。
 雨天でも楽しめるワークショップを企画しています。


*座談会*

「森で育つこどもたち」
富山森のこども園代表 藤井徳子、富山シュタイナー教育芸術の会代表 大坂さゆり
みなさまからの質問にもお答えいただきます。
家庭でとりくめるシュタイナーの子育てって?
海外の森のようちえん、 どんなことしているの?
子どもの成長に、森あそびってどう影響してますか?
(質問をメールにて受付中です。)

シュタイナー4つの気質チェックもあり

*森のようちえん体験Day*
 
おやつを食べて出発、
晩秋のねいの里を散策して、いろり小屋で焚火を囲みます。
お昼ごはんはお弁当と、味噌玉のお味噌汁をいただきます。
人形劇や絵本の時間もありますよ。
こどもだけが入れる秘密の場所で、おみやげがあるかも・・・?


―持ち物―
お弁当、お椀、マイカップ、レインコート、着替え

フェイスブックのこちらのページにて準備の様子やご案内を更新する予定です。


★12月1日(火) 
『 Xmasライヤー(竪琴)コンサート
ジョン・ビリング氏とライヤーの夕べ 』

場所みやの森カフェ (富山県砺波市宮森303) 
参加費大人2000円(ワンドリンク込み)、森のこども園サポーター会員1800円、
     こども無料、前売り制(チケット購入はお問い合わせください。)
開演時間18:00~19:30

心癒されるライヤーの音色に親しみ、演奏ワークショップに参加してみませんか?
アットホームなカフェのメニューはおいしいケーキやクッキーのほか、
森のこども園メンバーたちの育てた無農薬稲架がけ米を使用した、
おにぎりとスープのセットもご用意していただきます。
また、開演までの時間は「クリスマス手作りマーケット」もお楽しみいただけます。 


ジョン・ビリングさん公式サイト
1952年イングランド生まれ。

ライアー演奏家、作曲家、編曲家、
ケルティックライアーオーケストラ指導者、音楽教師。
 アントロポゾフィーに基づく音楽療法を学び、
イギリス、オーストラリアのシュタイナー学校で音楽を教える。
 現在在住のアイルランド国内はもとより
各国で演奏ワークショップを行っている。-


フェイスブックのこちらのページで準備の様子やご案内を更新する予定です。





お問い合わせはtoyama.morinoko@gmail.comまで



 

2015年11月26日木曜日

28日の会場 ねいの里博物館への道のり



 富山県自然博物館ねいの里への道順を紹介します。
 
北陸自動車道小杉I.Cから10分ほど
359号線沿いから入ったところです。

このまま奥へいくと、いこいの村磯波風の施設になります。
手前左側の、「ねいの里駐車場」へ駐車してください。 

さきほどの道の右手側(駐車場の向かい)には、
ねいの里への誘導看板が出ています。
「ねいの里まで503歩」

 さぁ 本当に503歩なのでしょうか?! 
確かめたくなってきましたね~
歩いてみましょう!
 入ってすぐ横はいこいの村のテニスコート、奥はグランドゴルフ場です。
晴れた日は・・・日によっては雨でも、ゴルフをする方々がおられます。
 ゴルフ場が目に入ると左側に、ビビッドな色合いの動物がいます。
ここはいこいの村の管理下です。
ここをショートカットして歩いていきます。 
ベビーカーの方は、ショートカットせずにアスファルト沿いにまわっても、
ねいの里博物館への道に合流できます。
 ねいの里への看板が丁寧に立っています。
 
 矢印のほうへ下ります。
真冬はここは凍ってスケートができるのですが、
今はまだまだそんな季節ではありません。
 
 先ほどの道が行きどまると、坂道に当たります。
看板の指示に従って、今度は右手側へ登ります。 
(下ると水生庭園やいろり小屋です。午後からは、そちらで過ごします。)
空が開けてきます。

 ね、い、の、里と書いてある字をピョンと飛び越して、
落ち葉の道を進みましょう。
 まっすぐいくと・・・

 木馬の広場があります。忘れてはいけないトラップです。
ねいの里博物館の職員さんが作られた、楽しい木の遊具の広場です。
ついつい遊んでしまいますので、お子様連れの方は、
ここでの時間も考慮してご出発ください。

 しかし広場を過ぎればすぐそこが博物館です!
503歩で到着できたでしょうか?
 後光が差しています。

 秋の道をお散歩しながら、お越しください。
おまちしております。


2015年11月19日木曜日

落ち葉の森でろうそくづくり


すっかり森は落ち葉でおおわれています。
それほど寒くはないですが、焚火の恋しい季節です。
 
 

いろり小屋で、火をおこしました。 
ぱたぱたあおいで、火が強くなります。


クレヨンでこすりだしをしていたところ
 

 毎年恒例のみつろうそく作りをしました。
鍋で湯せんしたみつろうに糸を垂らして、
冷めるまでぐるりと一周してもどってきたら、
またろうに浸します。
 太ってちょうどいいろうそくになったかな?
ろうそくは、クリスマスアドヴェントの時に使います。

 お昼はあたたかい味噌煮込みうどんでした。

 水場で何をしているのかな

赤い木の実をたくさん集めて、金魚のように泳がせていました。


苔についた小さな水滴が、丸く光っています。

 「すごいきのこみつけたよ」
 絵本の前に、MちゃんYちゃんがまたまた秋の歌を披露してくれました。
息があっていましたね!

2015年11月12日木曜日

グミ採りと河原の発見


 毎年恒例の、秋のグミ採りです。 

少し遅れて到着したところ、すでにみなさん茂みの中にいます。
サリーのコケモモ摘み状態です。
 低い木にたくさんのグミが丸く赤い実をつけています。
先週より大きくなっている、と先に採りに来ていたメンバーより。
 ・・・イクラですか?
いいえ、グミです。
 
結構渋いのに、バケツの横でNちゃんはせっせと口に運んでいました。 


「くもの巣に、トンボがつかまってるよー。
はねだけ、のこってる。」
 「このはな なあに」
ナデシコですね。

私もやぶに入って、ローズヒップの実を採りました。
楽しそうに騒ぐ声が聞こえてきます。
 お散歩していた犬が、こども達にモテモテだったようです。
 

 ツタのからまる天然のツリーハウスのような穴ぐらが、
いろんなところにできています。
こども達が見つけて入って遊んでいます。

 そういえば、先月はこんな木のかくれがも、呉羽で作りました。
ビーバーの家のようでしょう。
 

 お昼ご飯の後、
絵本のまえにMちゃんとYちゃんが、
秋の歌をメドレーで歌ってくれました。
ノリノリで楽しかったです。

みなさん、おいしいジャムはできましたか~?




2015年11月10日火曜日

森カフェ・手しごと部 クリスマスアドヴェントカレンダーをつくろう



山田公民館に集まって、アドヴェントカレンダーを作りました。

アドヴェントって・・・?
クリスマスの準備をする待降節、だそうです。

森のこども園では毎年、クリスマスアドヴェントの催しをしています。
ドイツ式にりんごろうそくを作って、灯をともします。
今年ははじめて、カレンダー作りに挑戦しました。
教えてくれたメンバーのWさんは、留学していたデンマークで 
クリスマスアドヴェントの文化に触れたそうです。 
 
12月1日から24日まで、1日ひとつずつ、
カレンダーに付いている贈り物を開けることができます。
Wさんは複数人で贈り物交換をしあったこともあり、
「お寿司を作る券」を入れておいて、お昼にごちそうしたとか。

別のメンバーも海外で交換しあった際、
「こんなおかしなプレゼントを入れる奴は、あいつしかいなーい!」と
濡れ衣をきせられたとか・・・
おもしろいエピソードを披露してくれました。


作業中のおやつです。
 さつまいももちと、デンマーク式ホットワイン「グルック」。
グルックは、ドライフルーツやナッツやスパイスが入った
温かなブドウジュースのようで、薫り高くおいしかったです。

 もくもくと、作業をする面々・・・
なにしろ、これでいいというベースキットも見本も
なにもありませんから、みんな試行錯誤です。


日づけを入れた贈り物を、箱内に貼り付ける式。
レンガのふちどりが効いています。
中身は、ちいさなお菓子やビー玉やおもちゃです。

仕切られた箱におもちゃを詰めて、フェルトのふたをする式。
○のシールの数が日付です。

 とりあえず貼り付けるボードを作る式。
「なんだか昭和だね」という評判。

こどもたちもペタペタ貼り付けることに熱中していました。
 

箱を区切って、パタパタ開ける式。

 かごに吊り下げる式。
ひとつひとつ丁寧に包んで縛っています。
吊り下げたところ。
当日まで、手が届かないようにしてあるのだそう。
とっても素敵ですね~。


 ちいさな開ける楽しみがあれば、起きるのがつらい寒い朝も
いそいそと起きだしてくれるかしら・・・?
と、母さんも期待しています。






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